むくみと塩分・加工食品
「いつもの濃い味」を見直してみる
「夕方になると靴下の跡がくっきり」「朝、顔がパンと張っている」。そんなとき、つい前の日の食事を思い返してみると、外食やお惣菜、インスタントものが続いていた——という経験はありませんか。むくみと食べ物の関係でよく語られるのが、塩分と加工食品です。ここでは、レクチンフリーの考え方も交えながら、見直しのヒントをやさしく整理します。
塩分とむくみは、なぜ語られるの?
体の中の塩分(ナトリウム)と水分は、おたがいにバランスを取り合っていると考えられています。塩分の多い食事が続くと、そのバランスを保とうとして体が水分をためこみやすくなる、といわれることがあります。これが「むくみやすさ」と語られる理由のひとつです。感じ方やためこみ方には個人差がありますので、あくまでひとつの視点として知っておくとよいでしょう。
むずかしいのは、塩分は「しょっぱい味」だけでなく、加工食品の中に思った以上に隠れていること。スープ・たれ・加工肉・スナック・パンなどにも含まれていて、知らないうちに合計が多くなりがちだと言われています。
加工食品が「むくみと食べ方」で注目される理由
ガンドリー博士の『食のパラドックス』で語られるレクチンフリーの考え方では、加工食品は二重の意味で見直しの対象になりやすい食べ物です。
- 塩分が多めになりがち(味つけのため)
- 小麦などレクチンを多く含む原材料がベースのものが多い(パン・麺・揚げ物の衣など)
- 原材料がわかりにくく、何をどれだけ食べているか把握しづらい
つまり加工食品を少し控えめにすることは、塩分とレクチンの両方をゆるやかに見直すことにつながる、と考える人もいます。「全部やめる」ではなく、「回数を減らす」「素材から作る日を少し増やす」くらいの気持ちで十分です。
「やめる」より「置きかえる」
がまんは続きません。たとえば、こんな小さな置きかえはいかがでしょう。
- コンビニの濃い味のお弁当 → 葉物のおかずを足した和定食
- インスタント麺 → 具だくさんの汁物+ごはん
- 市販のたれ → 塩・オリーブオイル・レモンでシンプルに
- スナック菓子 → ナッツや季節の果物(少量)
かわりに、とり入れやすい食べ物
塩分の話とあわせてよく語られるのが、カリウムを含む食材です。カリウムは余分なナトリウムの排出を助けると言われ、葉物野菜や一部の果物に多く含まれます。レクチンフリーの視点でも選びやすい食材を中心に、こんなものが候補になります。
- ほうれん草・小松菜などの葉物野菜
- アボカド・きのこ類
- オリーブオイルなどの良質な油
- 水分をこまめに。意外と「飲まなさすぎ」もむくみと語られます
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本記事は一般的な情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状は医療機関にご相談ください。急なむくみ・片脚だけのむくみ・痛みをともなうむくみなどは、病気のサインのこともあります。気になる場合は自己判断をせず、医師にご相談ください。