小麦・グルテン
― なぜ「まず控えたい」と言われるの?

🔴 避けたい寄り 精製小麦のパン・パスタ・麺・お菓子など

「グルテンフリー」という言葉は広まりましたが、実はグルテンも、植物が持つレクチンという大きな仲間の一部です。小麦はレクチンフリーの食べ方では「まず見直したい食品」とされることが多く、合わない人が比較的多いと考えられています。

グルテンはレクチンの一種

グルテンは、小麦に水を加えてこねたときに生まれる、もちもちした粘りのもとになるタンパク質です。パンのふくらみやパスタのコシは、このグルテンのおかげ。一方で、グルテンは植物が自分の種子を守るために持つ成分でもあり、レクチンの仲間に位置づけられます。

レクチンは、体質によっては腸の粘膜を刺激し、めぐりやおなかの調子、肌のコンディションに影響することがあると考えられています。もちろん全員に同じように起こるわけではなく、平気な人もたくさんいます。ただ、「パンやパスタをよく食べる日が続くと、なんだか調子が出ない」と感じる人は、一度見直してみる価値があります。

精製小麦は特に控えたい

パン・パスタ・うどん・ラーメン・ピザ・洋菓子など、精製した小麦粉を使った食品は、レクチンフリーの食べ方ではまず距離を置きたいグループです。全粒粉なら大丈夫と思われがちですが、外皮(ふすま)にもレクチンは多く含まれるため、「全粒粉だから安心」とは言い切れません。

まずは毎日の主食やおやつとして無意識に食べている小麦製品を「いつもの一品」から少しずつ減らすところから始めると、無理なく続けやすくなります。

調理で減らせる?

豆類などはしっかり加熱や圧力調理でレクチンを大きく減らせますが、小麦のグルテンは一般的な調理では取り除きにくいのが特徴です。発酵を長くとったサワードウ(自然発酵パン)はやや消化しやすいと感じる人もいますが、グルテンそのものがなくなるわけではありません。

そのため小麦は「減らす工夫」よりも、「別の主食に置きかえる」と考えるほうが現実的です。

食べるなら/代わりになる食品

どうしても食べたいときは量と頻度をおさえ、体質が気になる人は次のような置きかえを取り入れてみてください。

迷ったときは、まず「いつものパンを米やいもに替えてみる週」を1週間つくってみましょう。体の変化は人それぞれですが、合う・合わないの手応えがつかみやすくなります。個人差があり、すべての不調が食べ物だけで解決するわけではありません。
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※本記事は食と健康に関する一般的な情報であり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。「治る」ことを保証するものではなく、効果や感じ方には個人差があります。小麦アレルギーやグルテン関連の不調が疑われる場合は、自己判断で除去食を続けず、必ず医師にご相談ください。

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