だるさと小麦・グルテン
「控えてみる」という選択

朝はパン、お昼はパスタやうどん、おやつにクッキー。気づけば一日に何度も小麦を食べている——。それなのに、しっかり寝ても体が重い、午後になると一気にだるくなる。そんな「なんとなくの疲れ」の背景には、睡眠やストレスだけでなく、毎日の食べ方がかくれていることもあると言われています。当サイトのテーマであるレクチンフリーでは、まず小麦のグルテンを一度ふり返ってみる人が多くいます。

だるさの背景には、睡眠・ストレス・ホルモンの波・運動不足など、いろいろな要因が重なります。食べ物はそのうちの一つの視点にすぎません。「やめなきゃ」と気負わず、「ちょっと控えてみたら、自分はどう感じるかな」という気持ちで読み進めてみてください。

グルテンと「腸」、そして元気のつながり

小麦にふくまれるグルテンは、レクチンの仲間として語られるたんぱく質です。ガンドリー博士の『食のパラドックス』では、こうした成分が体質によっては腸の壁を刺激し、本来通すべきでないものが通りやすくなる状態と関わると説明されています。いわゆる「腸のすき間」の話です。

食べたものから元気をつくり出すのは、腸をはじめとする内側のはたらきです。腸が落ち着いていると、体に必要なものが届きやすく、だるさのゆらぎも穏やかになりやすいといわれることがあります。だからこそ、疲れが気になるときに「まず腸をいたわる食べ方」を選ぶ人がいるのです。合うかどうかには個人差がありますので、体の声を聞きながら試してみてください。

「食べたあと、急に眠くなる」を見直す

小麦をつかった主食は、食べたあとに血糖の急な上がり下がりとつながりやすいとも語られます。ランチのあとに強い眠気やだるさを感じる、という声はよく聞かれるもの。グルテンの視点とあわせて、まずはどんな食品に小麦が入っているかを知ることから始めましょう。

「やめる」より「置き換える」

いきなり全部やめるのは続きにくいもの。朝のトーストをごはんや雑穀に置き換える昼のパスタやサンドイッチを和定食にしてみるといった小さな置き換えから始める人が多いです。我慢ではなく、選び方を少し変えるだけ。そうすると食後のだるさがゆるやかになったと感じる人もいますが、感じ方には個人差があります。

かわりに、選びやすい食べ物

体の元気をいたわる食卓には、こんな食材が選びやすいでしょう。

今日からできること。「いつものパンの朝食を、葉物とたまごの和ごはんに変えてみる」。それだけでも立派な一歩です。数日〜2週間ほど、午後のだるさの感じをやさしく観察してみてください。感じ方には個人差があります。
強い倦怠感が続く、体重が急に変わる、日常生活に支障が出る——そんなときは、貧血・甲状腺・睡眠の問題など医学的な原因がかくれていることもあります。自己判断をせず、医師にご相談ください。食べ方の工夫は、あくまで日々の小さな選択のひとつです。

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本記事は一般的な情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。だるさや疲れには、貧血・甲状腺・睡眠の問題など、医学的な原因が隠れていることもあります。強い倦怠感が続く・体重が急に変わる・日常生活に支障が出るといった場合は、自己判断をせず、医師にご相談ください。

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