肌荒れ・ニキビと乳製品
「A1カゼイン」と向き合う

あごやフェイスラインに繰り返しできるニキビ、なんとなく続く肌のゆらぎ。スキンケアを変えても落ち着かないとき、毎日のヨーグルトや牛乳、チーズといった乳製品を一度ふり返ってみる人がいます。レクチンフリーの考え方では、乳製品は「合う人・合わない人が分かれやすい食品」として語られています。

乳製品は栄養面で大切な食品でもあり、「悪者」というわけではありません。肌が気になるときに、「自分の体には合っているかな」と一度立ち止まってみる、という気軽な視点でとらえてください。

「A1カゼイン」という考え方

ガンドリー博士の『食のパラドックス』では、牛乳にふくまれるたんぱく質の一種A1カゼインが、体質によっては腸にやさしくない刺激になりうると説明されています。これはレクチンそのものではありませんが、「腸に負担をかけやすい成分」という同じ枠組みで語られることが多い話です。

肌と腸は内側でつながっていると考えられており、腸が落ち着いていると肌のゆらぎも穏やかになりやすいといわれます。だからこそ、ニキビや肌荒れが気になるときに、乳製品を少し控えめにして体の感じを観察する人がいるのです。合うかどうかには個人差がありますので、無理のない範囲で試してみてください。

毎日のなかにある「乳製品」

控えめにしてみたいときは、まずどこに入っているかを知ることから。

「やめる」より「置き換える」

毎朝のカフェラテを豆乳やアーモンドミルクに置き換える、おやつのヨーグルトを季節の果物に変えてみるといった小さな入れ替えから始める人が多いです。チーズが好きな人のなかには、A2タイプとされる乳や羊・山羊のチーズを選ぶという人もいます。我慢ではなく、選び方を少し変えるだけです。

かわりに、選びやすい食べ物

今日からできること。「カフェのラテを、豆乳ラテにかえてみる」。それだけでも立派な一歩です。2週間ほど、肌の感じをやさしく観察してみてください。感じ方には個人差があります。
ニキビが化膿している、赤みや痛みが強い、なかなか落ち着かない——そんなときは、自己判断をせず、皮膚科などの医師・専門家にご相談ください。乳アレルギーが気になる場合も、必ず専門家に相談しましょう。

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