乳製品
― A1・A2カゼインと、合う乳製品の選び方
🟡 注意 合う人・合わない人がいる/選び方がカギ
乳製品はレクチンそのものというより、含まれるタンパク質「カゼイン」のタイプによって、合う・合わないが分かれやすい食品です。とくにA1カゼインが合わないと感じる人がいます。「乳製品=ダメ」ではなく、「種類を選ぶ」のがポイントです。
A1カゼインと、合わない人がいる話
牛乳に含まれるタンパク質の主成分がカゼインです。このカゼインには大きくA1タイプとA2タイプがあり、一般的な牛乳の多くはA1を含みます。A1カゼインは消化の過程で特定の成分を生み出すことがあり、それがおなかの調子や肌のコンディションに影響すると感じる人がいると言われています。
もちろん、乳製品が平気な人もたくさんいます。「牛乳を飲むとなんとなく重い」「ヨーグルトで肌が落ち着かない気がする」と感じたことがある人は、量や種類を見直してみる価値があります。
選び方のポイント
乳製品を取り入れるなら、次のような選択肢があります。
- A2ミルク:A2カゼインを中心とした牛乳。A1が気になる人の選択肢になります。
- ヤギ乳・羊乳:もともとA2タイプ中心で、牛乳が合わない人でも試しやすいとされます。チーズも同様です。
- 本物の発酵乳:きちんと発酵させたヨーグルトやチーズは、タンパク質が分解されている分、食べやすいと感じる人もいます。
- グラスフェッド・バター/ギー:乳タンパクが気になる人は、ほぼ乳脂肪だけのギー(澄ましバター)が選択肢になります。
食べるならこう
まずは量をおさえ、できれば発酵させたものやA2・ヤギ・羊由来から試すのがおすすめです。「毎日たっぷり」から「ときどき少し、質を選んで」に切りかえると、体の反応を観察しやすくなります。加糖の飲むヨーグルトや乳飲料は糖質も多くなりがちなので、シンプルな無糖タイプを選ぶと安心です。
代わりになる食品
乳製品を控えたいときは、植物性のミルクなどで置きかえやすくなります。
- 飲み物として:アーモンドミルク、ココナッツミルク(無糖タイプが◎)。
- 料理のコク:ココナッツミルクやギーで、まろやかさを補えます。
- カルシウム源:小魚・葉物野菜・ごまなど、乳製品以外からも補えます。
- ヨーグルトの代わり:ココナッツヨーグルトなど植物性の発酵食品。
乳製品は「やめる」より「選ぶ」。A2・ヤギ・羊・本物の発酵乳、そして量の見直し――この組み合わせで、自分に合う範囲を探っていきましょう。合うかどうかには個人差があります。
※本記事は食と健康に関する一般的な情報であり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。効果や感じ方には個人差があり、「治る」ことを保証するものではありません。乳アレルギーや乳糖不耐が疑われる場合は、自己判断で除去を続けず、必ず医師にご相談ください。